食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05450220149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分ボスカリドに関するざくろ中の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2020年9月11日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月11日、有効成分ボスカリド(boscalid)に関するざくろ中の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2020年8月18日採択、22ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6236)を公表した。概要は以下のとおり。
 BASF社は欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、ギリシャの管理当局に対して、ざくろ中の有効成分ボスカリドに関する現行のMRLを改正するために申請書を提出した。
 申請を裏付ける提出データは、ざくろに関するMRL案を導出するのに十分であった。バリデーションがとれた0.01mg/kgの定量限界(LOQ)で、考察対象の作物中のボスカリドの残留物を管理するのに適切な分析法が利用可能である。
 EFSAはリスク評価の結果に基づき、報告された農業生産工程管理の規定に従ったボスカリドの使用から生じる残留物の長期的摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。規制のリスク評価に用いるのに適切な信頼できるエンドポイントが提示されている。
EFSAのMRL改正案は以下のとおり。
品目     現行MRL mg/kg     MRL改正案 mg/kg 
ざくろ        0.01           2
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6236