食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05430880149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物としてのKomagataella phaffii DSM32159株に由来するフモニシンエステラーゼの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年7月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月20日、全動物種に使用する飼料添加物としてのKomagataella phaffii DSM32159株に由来するフモニシンエステラーゼの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年7月1日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は技術的飼料添加物(technological feed additive)である。欧州連合(EU)では、当該添加物の豚及び家きん用飼料への使用に関しては既に評価が行われており、当該用途では認可されている。
 本申請では、飼料のフモニシン汚染の低減を目的に、発酵飼料に当該添加物を使用することを意図している。新たに提出されたデータでは、当該添加物の3つのバッチにおいて組換えDNAは検出されなかった。以前及び現在の認可申請において提出されたデータに基づくエビデンスを根拠に、当該添加物は提案されている使用条件下で対象動物種に対して安全であると結論付けられた。また、消費者及び環境に対して安全であるとした以前の結論は有効であると判断された。
 当該添加物は、推奨される最小用量である40U/kg飼料で、発酵飼料(フモニシン含有量が、EUで用いられている指標上限値を超えない飼料)におけるフモニシン分解能力を有する。当該有効性はサイレージにおいてのみ実証されており、液体飼料など他の発酵飼料においては実証されていないことが指摘される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6207