食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05430870149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する官能的添加物(sensory additive)としてのオウシュウヨモギ(Artemisia vulgaris L.)に由来するチンキ(Mugwort tincture:ヨモギチンキ)の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年7月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月20日、全動物種に使用する官能的添加物(sensory additive)としてのオウシュウヨモギ(Artemisia vulgaris L.)に由来するチンキ(Mugwort tincture:ヨモギチンキ)の安全性に関する科学的意見書(2020年7月1日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は約1.7%の割合で乾物を含む水/エタノール溶液であり、ヒドロキシケイ皮酸誘導体を0.01%以上含有する仕様となっている。
 以前の評価において、当該添加物の特性評価は完全には行われておらず、一部の画分については未評価のままであった(乾物画分の約74%(当該チンキの1.24%に相当))。したがって、提案されている最大用量である400mg/kg完全配合飼料での全動物種又は消費者に対する当該添加物の安全性に関して結論付けることはできなかった。
 新たに提出されたデータからは、まだ特定されていなかった乾物画分は粗繊維、その他の炭水化物及びたん白質から構成されることが示された。いずれの構成物質も、懸念となるとは判断されなかった。したがって、当該添加物は、提案されている400mg/kg飼料で全動物種に対して安全であると結論付けられる。当該用量での消費者の安全性に対する懸念は特定されなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6206