食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05430860149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物としてのCorynebacterium glutamicum KFCC 11043 株を用いた発酵により生産されるL-リジン硫酸塩の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年7月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月21日、全動物種に使用する飼料添加物としてのCorynebacterium glutamicum KFCC 11043 株を用いた発酵により生産されるL-リジン硫酸塩の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年7月1日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、L-リジンを有効成分とする栄養添加物である。産生株は、安全性評価における安全性適格推定(QPS)の条件を満たしており、最終製品からは検出されなかった。当該L-リジン硫酸塩は、産生株に関する安全上の懸念はない。また、対象動物種に対して安全であると判断される。
 L-リジン硫酸塩の使用に当たっては、配合飼料中のバックグラウンドの硫黄/硫酸塩量について考慮しなければならない。当該L-リジン硫酸塩は消費者及び環境に対して安全である。
 L-リジン硫酸塩は、非反すう動物種にとっては必須アミノ酸L-リジンの供給源として有効であると判断される。補給されたL-リジンは、非反すう動物種における場合と同様に反すう動物種においても有効となるためには、第一胃での分解から保護する必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6203