食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05420090108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、昆虫防除における新規有効成分であるヌートカトンの登録についての提案を公表
資料日付 2020年7月2日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は7月1日、昆虫防除における新規有効成分であるヌートカトン(nootkatone)の登録についての提案を公表した。概要は以下のとおり。
 EPAは、米国疾病管理予防センター(CDC)によって発見及び開発された、防虫剤として使用できるヌートカトンと呼ばれる新規有効成分の登録の提案について意見募集を行っている。EPAの提案は、刺咬昆虫類及びダニ類から人々を保護するために使用できる新規有効成分を追加するものである。
 ヌートカトンは、アラスカイエローシダー(Alaskan yellow cedar trees)及びグレープフルーツの果皮に微量に存在する天然生成物質である。当該物質はグレープフルーツの特徴的な香り及び風味の元であり、香料やコロンを作るために香水業界で広く使用されている。ヌートカトンは生物農薬、あるいは天然由来農薬とみなされている。
 EPAには現在、ヌートカトンを含有する消費者製品を登録するための申請はない。ヌートカトンを有効成分とする防虫剤あるいは殺虫剤の開発に関心のある企業は、審査のためにEPAに登録書類一式を提出する必要がある。農薬登録改善法(Pesticide Registration Improvement Act)に従った登録期間に基づくと、ヌートカトンを使用した新製品は、早ければ2022年に入手可能になる。
 意見募集期間は15日間で、2020年7月14日に終了する。
 提案された登録の関連文書は以下のURLから、docket番号「EPA-HQ-OPP-2018-0122」を検索して入手可能。
https://www.regulations.gov/
 ヌートカトン(有効成分として99.4%含有する)のFIFRA第3項登録に関するヒト健康ハザード評価更新版(2020年1月15日、9ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.regulations.gov/document?D=EPA-HQ-OPP-2018-0122-0010
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) -
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-proposes-registration-nootkatone-new-active-ingredient-insect-control