食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05420030314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、めん羊又は牛のレバーの摂取を介したパーフルオロアルキル化合物(PFAS)へのばく露に関する意見書を公表 |
資料日付 | 2020年7月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は7月6日、めん羊及び牛のレバーの摂取を介したパーフルオロアルキル化合物(PFAS)へのばく露に関する意見書(2020年7月6日付け No.028/2020)を公表した。概要は以下のとおり。 ニーダーザクセン州の食糧・農業・消費者保護省が、国レベルの残留モニタリングプログラム(2019年)に由来するめん羊及び牛のレバー検体を基に、同州におけるPFAS摂取量に関する報告書をまとめた。BfRは、同レポートのデータに関して、複数の州で行われたモニタリング(2007~2020年)に由来するめん羊及び牛のレバー検体中のPFAS量との比較を行った。ニーダーザクセン州における結果は、他の州における調査結果と大きな差異はなかった。連邦州のモニタリングデータはより包括的であることから、めん羊のレバー及び牛のレバー中のPFAS濃度に関するBfRのデータを基に健康影響に関して評価が行われた。 BfRは、総論として、PFASを含有するめん羊又は牛のレバーは、これらの食品を摂取する人たちにおける総PFAS摂取量に大きく寄与する可能性があると考える。 PFASは他の多くの種類の食品摂取を介しても摂取される。少なくとも、めん羊又は牛のレバーを多量摂取すれば、これらをばく露源とするばく露は、単一の食品の場合でも、耐容週間摂取量(TWI)の近くまで達する。このことは、特にパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)に関して言える。パーフルオロオクタン酸(PFOA)に関しては、めん羊又は牛のレバーの摂取を介したばく露は、PFOSの場合と比べ、TWIを顕著に下回る(欧州食品安全機関(EFSA)2018年)。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.bfr.bund.de/cm/343/verzehr-von-schaf-%20oder-rinderleber-kann-erheblich-zu-gesamtaufnahme-von-per-und-polyfluoralkylsubstanzen-beitragen.pdf |