食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05410160149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分フロニカミドに関する様々な作物及び動物由来の食品中のインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書公表 |
資料日付 | 2020年6月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月23日、有効成分フロニカミドに関する様々な作物及び動物由来の食品中のインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書(2020年4月30日承認、37ページ、doi:10.2903/j.efsa.2020.6136)を公表した。概要は以下のとおり。 申請者のISK Biosciences Europe社は欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、米国における認可された使用に基づき様々な作物及び動物由来の食品中の有効成分フロニカミド(flonicamid)に関するインポートトレランスを設定するために、フィンランドの管理当局に対して申請書を提出した。 申請を裏付ける提出データは評価対象の全ての作物に関する最大残留基準値(MRL)を導出するのに十分であった。 給餌試験の結果及び更新された飼料負荷量計算(animal burden calculations)に基づき、動物由来の食品に関する新たなMRLの改正の必要性はなかった。 植物及び動物由来の食品中のフロニカミドの残留物を管理するために適切な分析法が利用可能である。EFSAはフロニカミドに関する最新の消費者のリスク評価を更新し、米国のフロニカミドの認可された用途が毒性学的参照値を上回る急性及び慢性の消費者ばく露量になることはなく、したがって消費者の健康に対してリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。 EFSAのMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。 品目 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg ナッツ類 0.06 0.07 (ココナッツ、ピスタチオを除く) ピスタチオ 0.06 0.3 馬鈴薯 0.09 0.2 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6136 |