食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05400430149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物としてのリジン及びグルタミン酸の鉄キレート(Iron-LG)の有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年6月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)   欧州食品安全機関(EFSA)は6月12日、全動物種に使用する飼料添加物としてのリジン及びグルタミン酸の鉄キレート(Iron-LG)の有効性に関する科学的意見書(2020年5月25日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は栄養添加物としての使用を意図している。2019年に公表された意見書の中では有効性に関して結論付けられなかった。
 本意見書は、当該添加物の有効性に関して申請者が提出した追加情報に基づく。
 3件の試験(それぞれ離乳後の子豚、肉用豚及び採卵鶏で)が行われた。採卵鶏を使った試験では、卵黄中の鉄含有量、血清鉄など、鉄が関連する血液のエンドポイントにおいて改善が観察された。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該試験結果に基づき、当該添加物は、標準的な無機鉄源に匹敵する生物学的に利用可能な鉄の供給源の一つであり、したがって、採卵鶏において必要な栄養を満たすことに有効であると結論付けた。肉用豚を使った試験では、Iron-LGが生物学的に利用可能であることが裏付けられた。同パネルによる結論は、全動物種及びカテゴリーに外挿することが可能であった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6164