食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05400180149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、様々な作物中のオキサチアピプロリンに関するインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2020年6月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月16日、様々な作物中のオキサチアピプロリン(oxathiapiprolin)に関するインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書(2020年5月18日承認、34ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6155)を公表した。概要は以下のとおり。
 申請者のDu Pont社(英国)は、英国の管理当局に対して、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、米国における認可済みの用途に基づき様々な作物中の有効成分オキサチアピプロリンに関するインポートトレランスを設定するために申請書を提出した。
 申請書を裏付ける提出データはかんきつ類、ブラックベリー等に関する最大残留基準値(MRL)案を導出するのに十分であった。デューベリー(dewberries)、馬鈴薯等に関してデータギャップが特定され、MRL案の導出ができなかった。0.01mg/kgのバリデーションがとれた定量限界(LOQ)で植物中のオキサチアピプロリンの残留物を管理するために、規制に関する適切な分析法が利用可能である。
 EFSAはリスク評価の結果に基づき、報告された農業管理に従ったオキサチアピプロリンの使用に由来する残留物の長期的な摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。
EFSAによるMRLの改正案は以下のとおり(抜粋)。
品目          現行MRL mg/kg      MRL改正案 mg/kg
かんきつ類         0.01              0.05 
ブラックベリー        0.01              0.5
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6155