食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05400140149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分メプチルジノキャップに関する現行の最大残留基準値(MRL)のレビューに関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2020年6月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月16日、有効成分メプチルジノキャップ(meptyldinocap)(DE-126)に関する現行の最大残留基準値(MRL)のレビューに関する理由を付した意見書(2020年5月20日承認、38ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6157)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAは欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従って、有効成分メプチルジノキャップ(DE-126)に関する欧州レベルで現在設定されているMRLをレビューした。
 植物、加工品、輪作作物及び家畜中のメプチルジノキャップの残留物の存在量を評価するために、EFSAは規則(EC) No 1107/2009、規則(EU) No 188/2011の枠組みにおいて導出された結論、コーデックス委員会により設定されたMRL及びEU加盟国により報告された欧州認可(残留物の裏付けデータを含む)を考慮した。
 利用可能なデータの評価に基づき、MRL案が導出され、消費者のリスク評価が実施された。消費者への明らかなリスクは特定されなかったが、規制の枠組みの要件であるいくつかの情報が欠落していた。このため消費者のリスク評価は目安であり、EFSAにより導出されたいくつかのMRL案はリスク管理機関による更なる検討を要する。
EFSAによるMRLの改正案は以下のとおり(抜粋)。
品目          現行MRL mg/kg   MRL改定案 mg/kg
りんご            0.01           0.05   
生食用ぶどう        1             0.2       
ワイン用ぶどう        1             0.2
いずれも管理機関の更なる検討を要する。          
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6157