食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05400090108 |
タイトル | 米国環境保護庁(EPA)、農業用殺菌剤の新規有効成分インピルフルキサムの登録についての提案を公表 |
資料日付 | 2020年6月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国環境保護庁(EPA)は6月5日、農業用殺菌剤の新規有効成分インピルフルキサム(inpyrfluxam)の登録についての提案を公表した。概要は以下のとおり。 EPAは、新規有効成分インピルフルキサムを登録する提案について30日間の意見募集を開始する。 インピルフルキサムは、葉面及び種子処理の農業用途で提案されたピラゾールカルボキサミド殺菌剤である。 当該化学物質により、種子の腐敗、苗の立枯病、根腐れを引き起こすRhizoctonia属菌からの保護が提供される。 提案されているインピルフルキサムの用途は次のとおり。 1. 作物グループ6(マメ科野菜)、作物グループ15(穀物)、作物サブグループ20A(なたね)、乾田直播イネ(dry seeded rice)及びてんさいの種子処理 2. りんご、ピーナッツ、大豆、てんさいへの葉面散布 3. 植え付け時のトウモロコシ(飼料用、甘味種及び爆粒種)への畝間土壌での施用 インピルフルキサムは、大豆及びてんさいの作物に大きな収量の損失を引き起こす可能性がある主要な有害性真菌類に対して新しい作用機序(mode of action)を追加するものである。また、これらの作物の殺菌剤耐性の管理においても役割を果たす可能性がある。他の作物(りんご、トウモロコシ、ピーナッツ及びイネ)では、インピルフルキサムは現在入手可能な別の殺菌剤に匹敵するようである。 推定されるインピルフルキサムのヒトの健康リスクについて、食事、職業及び総計を含む、潜在的な全てのばく露経路において懸念はない。 この提案された登録には、提案された使用に関連する生態学的リスクを軽減するためのいくつかの対策が含まれている。 EPAは、メキシコを監視メンバーとして、カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)と共同でインピルフルキサムを評価した。共同評価プロセスの一環として、米国及びカナダの残留基準値(米国:tolerances、 カナダ:MRLs)は一致させている。 PMRAはまだその決定の提案文書を公開していない。 この登録の提案には、4つの製品が含まれている。原体1件及び最終用途製品3件である。 登録決定の提案等の関連文書は以下のURLから、docket番号「EPA-HQ-OPP-2018-0038」を検索して入手可能。 https://www.regulations.gov/ 「新規有効成分インピルフルキサムの急性及び慢性の食事(食品及び飲用水)ばく露とリスク評価」(25ページ)は、以下のURLから入手可能。 https://www.regulations.gov/contentStreamer?documentId=EPA-HQ-OPP-2018-0038-0017&contentType=pdf |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/環境保護庁(EPA) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.epa.gov/pesticides/epa-proposes-registration-new-agricultural-fungicide-active-ingredient |