食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05390050373 |
タイトル | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ 2017年 報告書で鉛の状況を公表 |
資料日付 | 2020年4月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は4月20日、カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ(TDS) 2017年 報告書で鉛の状況を公表した。概要は以下のとおり。 第7章 鉛 (1) 濃度が最も高い食品はムラサキイガイ(0.171μg/g生鮮重量)及び可溶性ココア(0.045μg/g乾燥重量)であり、その他の食品は大幅に低くかった。 成人男性(18~74歳)の鉛の一日摂取量は2.62μg/日と推定され、最も寄与する食品群はパン・穀類(1.12μg/日)、そのうち白パン(0.70μg/日)に主に由来し、次いでパスタ(0.27μg/日)であった。 (2) 鉛の推定一日摂取量が最も高い人口集団は青年(10~17歳、4.12μg/日)、次いで小児(3~9歳、3.36μg/日)であった。体重当たりの摂取量では、幼児の人口集団(12~36か月、0.17μg/kg体重/日)が最も高かった。 (3)欧州食品安全機関(EFSA)は現在、鉛の毎日の摂取がリスクを及ぼすかどうかの決定にBMDの手法を用いており、最も低い値は小児の発達神経毒性影響に対するBMDL01の0.50μg/kg体重/日である。いかなる人口集団においてもこの値を超えていないが、ばく露マージンは健康影響を完全に排除するのに十分ではない可能性がある。 (4) 食品群による鉛の濃度は、パン・穀類及び豆類では2012年の調査と同等、その他の全ての食品群でやや減少していた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スペイン |
情報源(公的機関) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://acsa.gencat.cat/web/.content/_Publicacions/Estudis_de_dieta_total/contaminants_quimics/EDT-Contaminants-2017/V-Estudi-Dieta-Contaminants-2019.pdf |