食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05380540149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する没食子酸プロピルの安全性及び有効性に関する評価結果を公表
資料日付 2020年4月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月30日、全動物種に使用する没食子酸プロピルの安全性及び有効性に関する評価結果(2020年3月17日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 没食子酸プロピルは遺伝毒性も発がん性もない。没食子酸プロピルは、子牛、肉用牛、乳牛、めん羊、山羊、雌豚、馬及びサケ科魚類に対して提案されている最大用量である40mg/kg飼料で、観賞用魚に対しては提案されている最大容量の100mg/kg飼料で安全である。その他の対象動物種については、肉用鶏に対して15mg/kg飼料で、肉用七面鳥、採卵鶏及びうさぎに対して20mg/kg飼料で、子豚及び肉用豚に対して27mg/kg飼料で、イヌに対して71mg/kg飼料で安全であると判断される。ネコに対する安全な用量に関しては結論付けられない。
 消費者の没食子酸プロピル及びその代謝物へのばく露は、可食組織中及び製品中の残留に関する信頼できるデータがないことから、推定できない。したがって、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関するパネル」(FEEDAPパネル)は、飼料添加物としての没食子酸プロピルを全ての食料生産動物種に使用した場合の消費者の安全性に関して結論を下さない。
 没食子酸プロピルは飼料における抗酸化剤として機能する可能性があると結論付けられる。抗酸化剤として飲用水に使用する理由はないと考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6069