食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05380530149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に飼料添加物として使用するLactobacillus rhamnosus CNCM I-3698株及びLactobacillus farciminis CNCM I-3699株の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年4月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月30日、全動物種に飼料添加物として使用するLactobacillus rhamnosus CNCM I-3698株及びLactobacillus farciminis CNCM I-3699株の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年3月19日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 本意見書は、Lactobacillus rhamnosus CNCM I-3698株及びLactobacillus farciminis CNCM I-3699株をサイレージ添加物として、全動物種用の粗飼料(forage)に使用する場合に関するものである。当該添加物は、乳を主成分とする培地を、L. rhamnosus CNCM I-3698株及びL. farciminis CNCM I-3699株を用いて発酵させて得られるもので、サイレージ化が容易及びやや困難な材料に、提案されている最小用量2.5×10の7乗VFU/kg完全配合飼料及び同最大用量8×10の7乗VFU/kg完全配合飼料で使用することを意図している。
 提出されたデータからは当該添加物の特性評価を完全に行うことはできない。したがって、当該製品の特性に関しては、菌株の生存性及びその比率並びに当該添加物の保存期間の点で不確実性が残る。
 いずれの菌株も、安全性評価における安全性適格推定(QPS)手法の要件を満たしていることから、対象動物種、当該添加物を給餌された動物に由来する製品の消費者及び環境に対して安全であると判断される。
 サイレージ化が容易及びやや困難な材料のサイレージ化工程の改善における当該添加物の有効性に関しては、結論付けることはできない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6082