食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05380460149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全ての動物種に使用する大腸菌KCCM 10534株を用いた発酵により生産されるL-トリプトファンの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2020年4月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月28日、全ての動物種に使用する大腸菌KCCM 10534株を用いた発酵により生産されるL-トリプトファンの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年3月18日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 当該L-トリプトファンは、非遺伝子組換え(non-GM)株である大腸菌KCCM 10534株を用いた発酵により生産され、栄養添加物として全動物種及びカテゴリーに混餌及び飲水投与することを意図している。 産生株である大腸菌KCCM 10534株は、L-トリプトファンの生産に関して安全であり、最終製品からは検出されなかった。当該L-トリプトファンを飼料中のトリプトファン欠乏を補うために使用することは、非反すう動物種に対して安全である。保護策を講じずにトリプトファンを反すう動物種に使用した場合は、毒性代謝物が増産されるリスクが考えられる。 アミノ酸バランスが崩れる可能性があることから、L-トリプトファンを飲用水及び飼料に同時に使用して給餌することには安全上の懸念がある。 当該L-トリプトファンの使用は、動物製品の消費者及び環境に対する安全上の懸念とはならない。 当該製品は、全ての非反すう動物種にとってL-トリプトファンの有効な供給源であると判断される。反すう動物においても非反すう動物と同様に有効とするためには、第一胃での分解から保護する必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6071 |