食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05380430149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用家きん又は採卵用に飼養される家きん(採卵用家きんひな)及び観賞用鳥類に使用する飼料添加物としてのCapsozyme SB Plus (α-ガラクトシダーゼ及びエンド-1 ,4‐β‐キシラナーゼを含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年4月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月28日、肉用家きん又は採卵用に飼養される家きん(採卵用家きんひな)及び観賞用鳥類に使用する飼料添加物としてのCapsozyme SB Plus (α-ガラクトシダーゼ及びエンド-1
,4‐β‐キシラナーゼを含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年3月19日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は2種類の酵素(α-ガラクトシダーゼ及びエンド-1
,4‐β‐キシラナーゼ)を含有し、固形状である。α-ガラクトシダーゼはAspergillus tubingensisの非遺伝子組換え(non-GM)株により生産され、キシラナーゼは、Trichoderma longibrachiatumの非遺伝子組換え株から生産される。
 肉用鶏での許容試験で得られた結果に基づき、当該添加物は、推奨される用量で対象動物種に対して安全であると結論付けられた。細菌を使った復帰突然変異試験及びin vitroでの哺乳動物細胞小核試験において、当該添加物の成分であるこれら2種類の酵素の濃縮物の遺伝毒性の可能性は示されなかった。しかし、亜慢性経口毒性試験において欠点が特定されたことから、当該添加物の毒性学上の影響に関しては結論付けることはできなかった。
 当該添加物を飼料添加物として使用することは環境リスクとはならず、これ以上の環境リスク評価は必要ないと判断された。全5件の有効性試験の結果が考慮されたが、これらの試験から得られたエビデンスが限定的であることから、有効性に関しては結論付けることはできなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6086