食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05370530294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、減塩に関するファクトシートを更新 |
資料日付 | 2020年4月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は4月29日、減塩に関するファクトシートを更新した。概要・構成は以下のとおり。 1.主な事実 (1) ナトリウムの過剰摂取(>2g/日、5g/日の食塩に相当)及びカリウムの摂取不足(3.5g/日未満)は、高血圧の原因となり、心疾患及び脳卒中のリスクを高める。 (2) 食事中のナトリウムは、世界各地で調味料として使われているグルタミン酸ナトリウムに由来する可能性もあるが、主な供給源は食塩である。 (3) ほとんどの人は1日平均9~12g、あるいは推奨最大摂取量の約2倍と、食塩を過剰摂取している。 (4) 成人(訳注:16歳以上)の食塩摂取量を1日5g未満に抑えれば、血圧を下げ、循環器疾患、脳卒中及び冠動脈性心臓発作のリスク低減に役立つ。減塩による主な便益は、それに応じて起こる高血圧症の減少である。 (5) WHO加盟国は2025年までに世界人口規模での塩分摂取量を相対的に30%削減することに同意している。 (6) 減塩は、人々の健康状態の向上のために国々が採れる最も費用対効果が高い対策の一つである。主要な減塩対策により、平均年収又は1人当たりの国内総生産(GDP)を下回る費用で、健康な生活を1年延ばせるであろう。 (7) 世界中の塩分摂取量が推奨レベルにまで低減できれば、毎年推定250万人の死亡が防げる。 2. 減塩に関する推奨 3. 食塩、ナトリウム及びカリウムについて 4. 食事での減塩の方法 5. 減塩に関する誤解 6. WHOの対応 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/salt-reduction |