食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05360010384 |
| タイトル | フランス公衆衛生局、フランス国民の鉛の体内負荷量に関するバイオサーベイランス計画の調査結果を報告 |
| 資料日付 | 2020年4月2日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | フランス公衆衛生局は4月2日、フランス国民の鉛の体内負荷量に関する調査結果を報告した。 Esteban横断調査(環境・バイオサーベイランス・身体活動・栄養に関する健康調査) で、2014年4月から2016年3月までの6歳から74歳のフランス本土に在住する国民における鉛の体内負荷量を測定した。子供及び成人からの全ての検体について全血を分析した。 血中鉛濃度の幾何平均は子供では9.9μg/L、成人では18.5μg/Lであった。ばく露の決定因子については、文献で周知されているばく露要因を確認した。 小児においては、水道水の摂取、住居の築年数、両親の職業が鉛の体内負荷量を増加させる要因であった。成人においては、喫煙、住居の築年数、年齢、在住地、水道水の摂取、アルコール摂取、パンの摂取、自宅で飼育した家畜の摂取が重要なばく露要因であった。 フランスでは血中鉛濃度が減少しているにもかかわらず、調査対象となっている一般的な国民に対する鉛へのばく露リスク要因は未だ存在している。Esteban調査の結果によって、フランス国民の鉛の体内負荷量の推移を追跡し、2014年から2016年のフランスにおける鉛へのばく露の決定因子のリストを更新することができた。この結果は、鉛へのばく露を低減させるために、公衆衛生の決定を具体的にするために利用することができる。 報告書は下記URLから入手可能。 https://www.santepubliquefrance.fr/content/download/241386/2552452 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源（公的機関） | フランス公衆衛生局 |
| 情報源（報道） | - |
| URL | https://www.santepubliquefrance.fr/docs/impregnation-de-la-population-francaise-par-le-plomb.-programme-national-de-biosurveillance-esteban-2014-2016 |