食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05350400149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、EFSAの化学物質ハザードデータベースをメンテナンス、更新及び開発するOpenFoodTox2.0に関する外部機関による科学レポートを公表 |
資料日付 | 2020年3月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月27日、EFSAの化学物質ハザードデータベースをメンテナンス、更新及び開発するOpenFoodTox2.0に関する外部機関による科学レポート(2020年2月18日承認、36ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2020.EN-1822)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAの化学物質ハザードデータベースの「OpenFoodTox」は、食品及び飼料中の化学物質のリスク評価に関してEFSAから公表された情報(意見書、声明、結論)におけるハザードデータをマッピングすることを目指すものである。このデータベースは、EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)等多くのパネル及び多くのユニットの作成データを対象にする。 OpenFoodToxは元々、EFSAが設立以降に評価した化学物質に関するハザードデータの要約を提供するために2012年~2018年にかけて開発されたものである。 データベース全体では、2003年~2018年に公表された1 ,800以上の文書(意見書、声明、結論)からの抽出データを含み、4 ,700の化学物質に関する9 ,000以上の評価書を保存している。評価書は正確に規定したカテゴリー(例 農薬、香料、官能的添加物、栄養源)に分類される。例えば、保存場所(repository)には2 ,120の香料に関して5 ,800以上の評価書(300のEFSAの意見書及び声明)、1 ,230の農薬に関して1 ,500の評価書(500のEFSAの結論)等がある。 ハザードデータの入力に関する標準操作手順書(SOPs)は、調整を目的にしたEFSAのPARAMコードの全化学物質(物質/成分)への割り振りを含み、OpenFoodToxの開発を通して作成されてきた。実際面では、OpenFoodTox 2.0データベース内の各物質/成分は一義的であるPARAMコード(例 カプソルビン(capsorubin)-RF-00009309-PAR)に関連づけられ、各PARAMコードはCAS登録番号、EC番号、SMILES記法、InChI表記、IUPAC名称、分子式等の化学物質の情報(入手可能な場合)にリンクされる。 新たな特性(物理化学的特性及びトキシコキネティックデータ)をデータベース内にマッピングし収載するために新たなデータモデルの更新及び設計が実施された。 最後に、ミミズ、ミジンコ属及びミツバチ等の生態系に関連する種における毒性学上のエンドポイントに関して、OpenFoodToxを使用して7つの定量的構造活性相関(QSAR)モデルが開発された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1822 |