食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05340470149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、Pantoea ananatis NITE BP-02525株を用いて生産されるL-シスチンの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年2月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月28日、Pantoea ananatis NITE BP-02525株を用いて生産されるL-シスチンの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年1月28日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 本意見書は、当該添加物を栄養添加物(アミノ酸)又は官能的添加物(香料化合物)として飼料及び飲用水に添加し全動物種に使用することに関するものである。
 L-シスチンは、硫黄を含有する非必須アミノ酸で、動植物のたん白質中に天然に存在する。
 P.ananatis NITE BP-02525株を用いた発酵により生産されるL-シスチンは、含硫アミノ酸に関する要件が満たされれば、全動物種に対して安全である。
 L-シスチンを飼料に添加する際に安全と考えられる最大量は、他の含硫アミノ酸の量による。この結論は、官能的添加物として使用する場合にも当てはまる。
 当該L-シスチンを動物用栄養に使用することは、動物製品の消費者への安全上の懸念とはならない。当該L-シスチンを飼料添加物として使用することは環境リスクとはならない。
 L-シスチンは、全動物種における含硫アミノ酸の要件を部分的に満たすために有効であると判断される。L-シスチンの補給が、反すう動物の場合と同様に反すう動物においても有効となるためには、第一胃での分解から保護する必要がある。L-シスチンは、提案されている使用条件下で、飼料用香料化合物としても有効であると判断される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6020