食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05320030149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価73改訂5(FGE.73Rev5):脂環式のアルコール類、アルデヒド類、酸類及び関連するエステル類の検討に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2020年1月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月31日、香料グループ評価73改訂5(FGE.73Rev5):香料グループ評価12改訂5(FGE.12Rev5)において評価された香料物質で、化学構造的に関連し、合同食品添加物専門家会議(JECFA)の59回、63回及び86回総会で評価された脂環式のアルコール類、アルデヒド類、酸類及び関連するエステル類の検討に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 「食品添加物及び香料に関するパネル」(FAFパネル)は、委員会規則(EC)No 1565/2000に記載される手順に基づき、香料グループ評価73(FGE.73)に属する24種類の香料物質の評価を要請された。 23種類の香料物質(FL-no: 02.114 , 02.141 , 05.098 , 05.112 , 08.067 , 09.289 , 09.488 , 09.534 , 09.615 , 05.119 , 05.123 , 08.034 , 08.060 , 09.028 , 09.536 , 05.104 , 09.034 , 09.712 , 09.305 , 02.060 , 02.091 , 09.278 , 09.302)は、香料グループ評価73及び4回の改訂において検討されてきた。残りの香料物質ミルテナール(FL-no: 05.106)は、香料グループ評価208改訂3(FGE.208Rev3)において遺伝毒性に関して取り除かれ、香料グループ評価73改訂5(FGE.73Rev5)において検討された。 当該香料物質は、構造活性相関、最新の使用量からの摂取量、毒性学的閾値の懸念(TTC)並びに代謝及び毒性に関する入手可能なデータを統合した段階的手法により評価された。FAFパネルは、それら24種類の香料物質のいずれもがMSDI法(訳注:香料の年間生産量から摂取量を推定する手法)に基づき推定した摂取レベルでは安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。23種類の香料物質については、香料物質の安全性評価に加え、市販原料の規格も検討し、適切であると見なした。香料物質(FL-no: 09.278)については、立体異性体の成分組成が特定されなかった。2種類の香料物質(FL-no: 09.034及び09.712)については、推定改変型理論最大一日摂取量(mTAMDI)が構造クラスⅠに対するTTC値を上回る。評価手順により評価された17種類の香料物質については、標準及び最大使用レベルが入手可能ではない。したがって、19種類の香料物質については、ばく露量評価の精緻化及びそれら香料物質の安全性評価の最終化のため、使用及び使用レベルに関する更に詳細なデータが提供されるべきである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5970 |