食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05300240104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、カット済みフルーツに関連した複数州におけるサルモネラ属菌集団感染に関する情報を公表
資料日付 2020年1月2日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は1月2日、カット済みフルーツに関連した複数州におけるサルモネラ属菌集団感染に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、Tailor Cut Produce社によって製造されたカット済みフルーツに関連する複数州におけるSalmonella Javiana集団感染症に関して調査を行っている。
2. 2019年12月11日の前回更新以降、85人の患者の追加が11州から報告されている。
3. 2019年12月30日現在、S. Javiana集団感染株の感染者計96人が11州から報告されている。患者は、ペンシルバニア州、ニューヨーク市、ニュージャージー州、デラウェア州等、Tailor Cut Produce社製品が流通している州から報告された。他の州の患者は、発症する前の週にこれらの州に旅行したと報告した。
4. 発症日は2019年11月15日から12月10日まで、患者の年齢は1歳未満から92歳で、年齢の中央値は27歳、51%が男性である。情報の得られた41人のうち、27人がサルモネラ感染症のために入院した。死亡者は報告されていない。
5. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、14人の患者由来の分離株において薬剤耐性は確認されなかった。CDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)検査機関による標準薬剤感受性試験法を用いた集団感染株の試験が実施中である。
6. 疫学及び遡及調査のエビデンスは、ニュージャージー州North BrunswickのTailor Cut Produce社が製造したハニーデューメロン、カンタロープメロン、パイナップル及びぶどうが入ったカット済みフルーツが、本集団感染源である可能性が高いことを示している。
7. 汚染源を確定するための調査は進行中である。CDCは更なる情報が入手され次第、最新情報を公表する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/salmonella/javiana-12-19/index.html