食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05290580149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する技術的添加物(technological additives)としての乳酸及び乳酸カルシウムに関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年12月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月18日、全動物種に使用する技術的添加物(technological additives)としての乳酸及び乳酸カルシウムに関する科学的意見書(2019年11月12日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、乳酸及び乳酸カルシウムに関して以前に公表された意見書(2015及び2017年)の中で、当該添加物は乳酸50
,000mg/完全配合飼料で豚及び反すう動物に対して安全であると結論付けたが、家きん及び幼若反すう動物に対する安全性に関しては結論付けることはできなかった。
 申請者は、当該添加物を幼若反すう動物以外の全動物種に使用する場合の乳酸の最大濃度として20
,000mg/kg飼料を新たに提案しており、肉用鶏における新たな試験結果を提出した。この試験結果に基づき、20
,000mg/kg完全配合飼料は肉用鶏に対して安全であると結論付けられた。同パネルは、最も低い安全な濃度である肉用鶏で示された20
,000mg/kg完全配合飼料を全動物種に外挿する。ただし、50
,000mg/kg完全配合飼料が安全である豚及び反すう動物と、安全な用量を設定できなかった幼若反すう動物は除外する。
 最大濃度に設定する乳酸20
,000mgは、当量で乳酸カルシウム24
,000mg及び乳酸カルシウム水和物(四~五水和物)30
,000mgに相当する。飲用水に使用する場合、対応する最大濃度は乳酸8
,000mg/Lである。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5914