食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05290340470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、Q熱に関する2018年疫学報告書を公表 |
資料日付 | 2019年12月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は12月18日、Q熱に関する2018年疫学報告書(6ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1.2018年、欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)において922件のQ熱症例が報告され、うち794件(86%)が確定症例として分類された。 2.2018年のEU/EEAの届出率は人口10万対0.2症例であった。 3.2018年においても過去数年と同様、春及び夏季に症例数が増加する季節性パターンが観察された。 4.Q熱症例の届出率は64歳まで年齢とともに増加し、また15歳以上の年齢グループでは女性よりも男性のほうが高かった。 5.Q熱による9名の死亡が報告され(スペイン5名、ドイツ2名、ハンガリー及びポルトガル各1名)、転帰の報告された467件の確定症例におけるEU/EEAの症例致死率は1.9%であった。 6.動物を扱う施設(特にめん羊や山羊)における適正な衛生規範がQ熱の伝播を防ぐ助けとなる。特定の集団感染状況においては空気感染が(伝播の)重要な要因となり、同疾病はまた汚染乳を介して人へ感染する可能性があるため、乳及び乳製品の殺菌処理が感染を防止する。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/Q-fever-annual-epidemiological-report-2018.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/q-fever-annual-epidemiological-report-2018 |