食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05270490149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、EFSAが現在適用している動物の食事ばく露に対するアプローチの概要に関する科学的報告書を公表 |
| 資料日付 | 2019年11月15日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月15日、EFSAが現在適用している動物の食事ばく露に対するアプローチの概要に関する科学的報告書を公表した(10月22日採択、PDF版18ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5896)。概要は以下のとおり。 EFSAでは、飼料汚染物質、残留農薬、遺伝子組換え飼料及び飼料添加物のリスクを評価するため、複数のパネル/ユニットにより動物の食事ばく露の推定が実施されている。動物の食事ばく露評価の方法論を詳述するガイダンスは、EFSA及び国際レベルの両方から入手可能である。関連する規制の体制内では適切であるものの、動物の食事ばく露評価の方法論は、リスク評価分野によって異なる。 飼育動物及びコンパニオン動物の食事ばく露推定は、飼料製品中の化学物質濃度に関するデータ及び文献(OECD及びEFSA発行のガイダンス等)から入手可能な摂取データに依拠し、その結果、異種のデフォルト値及び異なる動物種/分類が使用される可能性がある。そのため、ワーストケースの迅速な推定から現実のばく露評価のための高精度な手法まで、多様なアプローチが存在する。 また、多様な飼料原料が飼育動物及びコンパニオン動物の飼料に利用されているが、それらの分類上の呼称は統一されておらず、現在、国際及び国内レベルにおいて複数の飼料分類システムが運用されている。それらのシステムに収載されている飼料原料は大量であり、かつ、件数が異なるため、整合化促進により恩恵を受ける可能性がある。 本技術報告書では、飼料製品中の化学物質ばく露を評価するためにEFSAが適用している現アプローチの概要を提示する。さらに、飼料原料を収録するEUカタログの構造と作物由来飼料原料を収録するOECD統一表の構造をEFSA FoodEx2システム上にて統合し、飼料分類及び専門用語の整合化を促進する必要性にも対処している。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | - |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5896 |