食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05270360104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、生鮮ブラックベリーに関連した複数州におけるA型肝炎集団発生に関する情報を更新
資料日付 2019年11月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は11月26日、生鮮ブラックベリーに関連した複数州におけるA型肝炎集団発生に関する情報を更新した。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、複数州におけるA型肝炎集団発生に関して調査を行っている。当該集団感染は、米国中西部の食料品チェーンであるフレッシュタイムファーマーズマーケット(Fresh Thyme Farmers Market)から2019年9月9日から30日の間に購入された慣行栽培(有機栽培ではない)の生鮮ブラックベリーに関連する可能性がある。
2. ブラックベリーの供給業者を特定する取り組みは継続中である。この期間中に購入した汚染ブラックベリーを喫食した人には、A型肝炎ウイルス感染のリスクがある。これには、後日喫食するために冷凍したブラックベリーも含まれる。
3. 該当するブラックベリー(購入した新鮮なもの及び冷凍したもの)を過去14日以内に喫食し、A型肝炎ウイルス(HAV)の予防接種を受けていない人は、ばく露後予防(PEP)(A型肝炎ワクチン又は免疫グロブリン)を受けるかどうかを、地元の保健所あるいは医療機関で相談すること。
4. 11月26日現在、A型肝炎の集団発生に関連した患者14人が5州(インディアナ州、ミシガン州、ミネソタ州、ネブラスカ州及びウィスコンシン州)から報告されている。発症日は2019年10月8日から11月15日まで、患者は14歳から73歳、年齢中央値は41歳である。患者の79%が女性である。情報の得られた13人のうち8人(62%)が入院した。死亡者の報告はない。
5. 疫学及び遡及調査のエビデンスを収集、分析中である。共通する単一の生鮮ブラックベリー供給業者は特定されていない。
6. 本調査は進行中である。CDCは更なる情報が入手され次第、最新情報を公表する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/hepatitis/outbreaks/2019/hav-berries/index.htm