食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05270080149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、Bacillus pumilus BLXSC株由来の食品用酵素キシラナーゼの安全性評価の科学的意見書を公表
資料日付 2019年11月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月20日、Bacillus pumilus BLXSC株由来の食品用酵素キシラナーゼの安全性評価の科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素は、ベーキング工程、デンプン及びグルテン画分の製造工程並びに蒸留アルコール製造に使用することを意図している。食品用酵素の残留物は、蒸留及び製造工程中に除去されるので、摂食由来のばく露量はベーキング工程に対してのみ算出した。
 ベーキング工程での推奨される最大使用レベル及びEFSAの包括的欧州食品データベースの個々のデータに基づき、当該食品用酵素の総有機固形物(TOS)への摂食由来のばく露量は、最大で0.138mg TOS/kg体重/日と推定された。
 生産株Bacillus pumilusは、安全性適格推定(QPS)アプローチの必要要件に合致しているので、毒性学的データは必要としない。
 既知のアレルゲンとのアミノ酸配列の類似性を調べたが、合致するものはなかった。「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関するパネル」(CEPパネル)は、蒸留アルコール製造以外の意図した使用条件下で、摂食由来のばく露によるアレルギーの感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、そのような反応の起こる可能性は低いと見なした。
 CEPパネルは、生産株のQPS状況及び提供されたデータに基づき、当該食品用酵素が意図した使用条件下で安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5901