食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05260550149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えタイズMON 87751×MON 87701×MON 87708×MON 89788に対する、食品及び飼料としての使用を評価した科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2019年11月11日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月11日、規制(EC) No 1829/2003に従い、遺伝子組換えタイズMON 87751×MON 87701×MON 87708×MON 89788に対する、食品及び飼料としての使用を評価した科学的意見書を公表した(application EFSA-GMO-NL-2016-128、9月25日採択、PDF版31ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5847)。概要は以下のとおり。 ダイズMON 87751×MON 87701×MON 87708×MON 89788 (4イベントスタックダイズ)は、単一イベント4系統(MON 87751、MON 87701、MON 87708、MON 89788)を統合するため、従来の交雑育種法を用いてMonsant社により作出された。遺伝子組換え生物(GMO)パネルは、既に、4系統の単一イベントを評価しており、安全性の懸念は特定されていない。また、上記単一イベントに関し、その安全性に対する既存の結論を変更しうる新たなデータは特定されていない。分子特性決定、比較解析(農学的、表現型的、組成特性的)及び毒性学的評価、アレルゲン性評価、栄養的評価の結果から、単一イベントダイズの交雑、及び、4イベンドスタックダイズにおいて新たに発現するタンパク質の共存は、食品及び飼料の安全性や栄養に関する懸念を生じない。GMOパネルは、当該申請に記載されているとおり、4イベントスタックダイズは非GMコンパレータ及び試験用非GM対照品種と同等に安全かつ栄養価を有すると結論する。4イベントスタックダイズの発芽可能な穀粒が偶発的に環境に放出された場合においても、環境に対する安全性の懸念は生じない。 市販後環境モニタリング計画及びその報告間隔は、4イベントスタックダイズの用途に則している。食品/飼料の市販後モニタリングは不要と考えられる。 GMOパネルは、4イベントスタックダイズは、人の健康、動物衛生及び環境に対する潜在的影響に関して、非GMコンパレータ及び試験用非GM対照品種と同等に安全であると結論する。 (訳注) イベント4系統の特性等は以下のとおり。イベント名、OECD識別子、導入遺伝子、発現タンパク質、付与される特性の順に記載。 (1)MON 87751、MON-87751-7、cry1A.105・cry2Ab2、Cry1A.105タンパク質・Cry2Abデルタ-エンドトキシン、鱗翅目昆虫抵抗性 (2)MON 87701、MON-877Φ1-2、cry1Ac、Cry1Acデルタ-エンドトキシン、鱗翅目昆虫抵抗性 (3)MON 87708、MON87708、dmo、ジカンバモノオキシゲナーゼ、ジカンバ系除草剤耐性 (4)MON 89788、MON89788、cp4 epsps、5-エノールピルブルシキミ酸-3-リン酸シンターゼ(CP4 EPSPS)、グリホサート系除草剤耐性 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5847 |