食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05260410184 |
タイトル | ノルウェー自然研究所(NINA)、流行初期段階におけるトナカイの鹿慢性消耗病(CWD)感染の個体数統計パターンに関する論文を公表 |
資料日付 | 2019年11月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ノルウェー自然研究所(NINA)は11月12日、流行初期段階におけるトナカイの鹿慢性消耗病(CWD)感染の個体数統計パターンに関する論文を公表した。概要は以下のとおり。 この論文の執筆者は、オスロ大学、ノルウェー国立獣医学研究所(NVI)及びNINAの研究者である。 2016年にノルウェーでCWDの発生が確認された野生のトナカイ(Rangifer tarandus)は、特定の行動圏に由来する行動も母系の雌集団も見られず、他のシカ科動物とは異なる社会的な集団背景がある。当該CWDに関する研究は、トナカイの行動が感染パターンにどう影響するかに関して知見レベルの向上をもたらす機会となる。 雄1 ,081頭及び雌1 ,278頭に関して検査が行われ、19頭の脳検体又はリンパ節検体(或いはその両方)から異常プリオンが検出された。感染は幼獣には見られず、生後1年のトナカイの感染は雄1頭だけであった。それ以外は全て成獣であった(雄の成獣の1.5%及び雌の成獣の0.5%)。感染パターンは、トナカイの性別による著しい偏りが見られ、雄の成獣トナカイにおける感染リスクが2.7倍高かった。このことは、ミュールジカ及びオジロジカに関して報告された結果と類似している。 この論文(Ecological Society of America(esa)の科学雑誌ECOSPHERE(10(11):e02931)に2019年11月1日公表)は以下のURLから入手可能。 https://esajournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ecs2.2931 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ノルウェー |
情報源(公的機関) | その他 |
情報源(報道) | ノルウェー自然研究所(NINA) |
URL | https://www.hjortevilt.no/flere-villreinbukker-enn-simler-med-skrantesjuke/ |