食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05260280105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、ロメインレタスと関連した可能性がある腸管出血性大腸菌O157:H7株の集団感染について調査を行い、集団感染は終息したと見られると公表
資料日付 2019年10月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は10月31日、FDA、米国疾病管理予防センター (CDC)及びその他公衆衛生関連機関はロメインレタスと関連した可能性がある腸管出血性大腸菌O157:H7株の集団感染について調査を行い、集団感染は終息したと見られると公表した。概要は以下のとおり。
1. 本日FDAは、ロメインレタスと関連した可能性がある23人の患者を伴った最近の腸管出血性大腸菌O157:H7株の集団感染のニュースを共有する。死亡者の報告はなかった。積極的な調査は終了し、当該集団感染は終息したと見られる。FDA及びCDCは、当該調査中に消費者に向けた実用的な情報を特定することはできなかった。連邦保健衛生当局は、現在あるいは継続的な公衆衛生上のリスクがあるとは考えていない。
2. CDCは、2019年9月中旬に当該疾病クラスターをFDAに通知し、FDAは直ちに遡及調査を開始した。FDA、CDCは州及び地元の関係機関とともに、当該集団感染に関連する疾病を調査した。腸管出血性大腸菌O157:H7の集団感染株に感染した合計23人が12州(カリフォルニア州、アリゾナ州、他)から報告された。11人が入院し、死亡者の報告はなかった。発症日は2019年7月12日から9月8日までであった。9月17日にCDCが集団感染の調査を開始して以降、患者の報告はなかった。
3. 遡及調査によりカリフォルニア州の中央海岸地域にある農場が特定されたが、環境検体中に集団感染株は確認できなかった。ロメインレタスが集団感染の原因である可能性は高いが、調査では汚染が発生した共通の感染源あるいは地点を特定することはできなかった。遡及調査中に農場から収集された検体中に集団感染株が検出されず、9月8日以降新たな症例はなかったため、集団感染は終息したと見られる。
4. FDAは、引き続き葉物野菜の安全性及び農場から食卓までのトレーサビリティの改善に取り組んでいく。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) -
URL https://www.fda.gov/news-events/fda-brief/fda-cdc-and-other-health-partners-investigated-outbreak-e-coli-o157h7-possibly-linked-romaine