食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05250180149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、シモキサニルの補強データの評価に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2019年10月15日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月15日、シモキサニル(cymoxanil)の補強データの評価に関する理由を付した意見書(2019年9月16日承認、23ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5813)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAは、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従ってシモキサニルの既存の残留基準値(MRLs)をレビューした際、入手できないいくつかの情報(データギャップ)を特定し、データによって完全には裏付けされないが、消費者へのリスクは特定されなかった用途に関する暫定的なMRLsを導出した。特定されたデータギャップは以下のとおり。 1. ホップ及びハーブ抽出液(ドライフラワー)における規制のための分析法の補強 2. 乾燥食品中のシモキサニルの貯蔵安定性の調査研究 3. 生食用及びワイン用ぶどう、レタス、ほうれんそう、ひまわりの種子、及び大豆(いずれも欧州南部の用途)に関する認可を裏付ける追加の残留物試験 その暫定的なMRL案は欧州委員会規則(EU) No 2016/1785の制定により施行されたが、規則には暫定的なMRLを維持することに関心のある者が2018年10月8日までに提出義務のある補強データの種類を示す1~3のデータギャップに関連する脚注を含んでいた。 DuPont de Nemours (ドイツ)社は、オーストリアの管理当局(報告担当加盟国(RMS))に対して、MRLのレビューの間にデータギャップ3で特定された生食用及びワイン用ぶどう、レタス及びほうれんそうに関する補強データを評価するよう申請書を提出した。同社はこれらの作物に関する欧州南部の用途を裏付ける残留物試験の結果を提出した。データギャップの1及び2に関する情報提供は提出されなかった。 EFSAによるMRLの改正案は以下のとおり(抜粋)。 品目 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg 生食用ぶどう 0.3 0.05 ワイン用ぶどう 0.3 0.05 レタス 0.03 0.03 ほうれんそう 1 0.9 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5823 |