食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05230310160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、バイオベースの食品接触材料に関するレビューを公表
資料日付 2019年9月19日
分類1 -
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概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は9月19日、バイオベースの食品接触材料に関するレビューを公表した。概要は以下のとおり。
 バイオベースの食品接触材料(Bio-based food contact materials:BBFCMs)は、生物学的に再生可能な資源から作られ、化石燃料を主成分とする材料の代替として知られている。
 市場に投入されるBBFCMsの数が増えていることから、FSAは、石油を主成分とする食品包装及び他の食品接触材料をBBFCMsに代替することの考えられるリスク及び他の意図せぬ結果に関連するエビデンスに関するレビューを委託した。
 Fera(Fera Science Ltd:食品接触材料に関する国指定のリファレンスラボ)が作成した報告書によれば、BBFCMsは従来の石油を主成分とするプラスチックに類似した性質を示すことが可能で、保存期間や消費者保護の度合いも同等であると考えられる。また、化学物質の包装から食品への移行を判断するための現在のリスク評価手法が適用可能である。
 同時に、多くの分野において、BBFCMsを取り上げる調査研究が委託されることは限定的であり、BBFCMsに存在するアレルゲンの食品への移行など、BBFCMsに関する入手可能な情報はほとんどないことも指摘されている。今後の食品安全及び消費者保護担保の観点から、BBFCMsの理解への寄与の一助となる更なる研究が必要とされるであろう。
 この報告書(2019年6月、41ページ)は以下のURLから入手可能。
https://a.msip.securewg.jp/https://www.food.gov.uk/sites/default/files/media/document/bio-based-materials-for-use-in-food-contact-applications.pdf

地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) -
URL https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/review-of-bio-based-food-contact-materials-published