食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05170420294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、薬剤耐性に対する行動の進捗遅延に直面し、WHOは新しいツールを提供し、行動を加速するための目標を設定する旨を公表 |
資料日付 | 2019年6月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は6月18日、薬剤耐性に対する行動の進捗遅延に直面し、WHOは新しいツールを提供し、行動を加速するための目標を設定する旨を公表した。概要は以下のとおり。 WHOは各国政府に対し、薬剤耐性の拡大、有害事象及び費用を減じるためのツールの採用を要請する世界規模のキャンペーンを開始した。 この「AWaRe」ツールは、薬剤耐性の増大を抑え、抗菌性物質の使用をより安全かつ効果的なものにするために、WHO必須医薬品リスト(EML)に準拠して開発された。当該ツールでは抗菌性物質を3つのグループ、「Access(利用)」「Watch(要監視)」及び「Reserve(最後まで保留)」に分類し、最も一般的なまた深刻な感染症に対し使用すべき抗菌性物質はどれか、医療システムでいつでも入手できるようにすべき薬剤はどれか、そして慎重に使用すべき、あるいは最後の手段としてのみ使用するよう取っておくべき薬剤はどれかを特定する。 この新たなキャンペーンでは、Accessグループに分類される抗菌性物質の世界的な消費量の割合を少なくとも60%まで増加させること、そして薬剤耐性のリスクが最も高いWatch及びReserveグループにある抗菌性物質の使用を減らすことを目指している。Accessに属する抗菌性物質の使用は、「狭域(narrow-spectrum)」抗菌性物質(複数ではなく特定の微生物を標的とする)であるため、薬剤耐性のリスクを低減する。また、それらはジェネリック製剤として入手可能なため、より安価である。 「AWaRe」キャンペーンのWebサイトは、以下のURL。 https://adoptaware.org/ |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.who.int/news-room/detail/18-06-2019-in-the-face-of-slow-progress-who-offers-a-new-tool-and-sets-a-target-to-accelerate-action-against-antimicrobial-resistance |