食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05150500305 |
タイトル | 欧州連合(EU)、サケ科魚類用飼料におけるコレカルシフェロール(ビタミンD3)の最大含有量に関して欧州委員会施行規則(FU) 2017/1492の改正を官報で公表 |
資料日付 | 2019年5月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州連合(EU)は5月27日、サケ科魚類用飼料におけるコレカルシフェロール(cholecalciferol)(ビタミンD3)の最大含有量に関して欧州委員会施行規則(EU) 2017/1492を改正する欧州委員会施行規則(EU)2019/849を官報(4ページ)で公表した。 1. 欧州委員会施行規則(EU) 2017/1492は全動物種に用いる栄養添加物としてコレカルシフェロール(ビタミンD3)を認可している。同規則において、魚類へのビタミンD3の最大許容含有量は、3 ,000 IU/kg 完全配合飼料である。 2. ノルウェー食品安全機関(NFSA)は、現行の最大許容量よりもかなり高いレベル(60 ,000 IU1kg/ 完全配合飼料)で魚類及びヒトに対するビタミンD3の安全性に関する研究結果を提出した。 3. EFSAはその意見書で、NFSAが提出したデータに基づき、60 ,000 IU1kg/ 完全配合飼料の総量レベルは消費者及び環境に対して安全であり、サケ科に対しても安全であると結論付けた。他の魚類に関しては、3 ,000 IU/kg 完全配合飼料の総量レベルの安全性を結論づける十分なデータが入手できなかった。したがって、認可はサケ科に限定されるべきである。 数種のビタミンD3の製剤に関して、作業者が吸入により高レベルのビタミンD3にばく露する可能性がある。吸入されたビタミンD3は非常に毒性が高く、粉塵へのばく露はビタミンD3を取り扱う作業者にとって有害である。ビタミンD3のレベルが引き上げられると使用者の安全性に影響する可能性があるため、欧州委員会はヒトの健康、特にビタミンD3の使用者への有害影響を防止するために適切な予防措置が取られるべきであると考える。 第1条 欧州委員会施行規則(FU) 2017/1492の付属書を本規則の付属書の文章に置き換える。 付属書 分類:栄養添加物、機能グループ:ビタミン類、プロビタミン類及び類似作用を有する化学的に明確に定義された物質 ・添加物名:コレカルシフェロール又はビタミンD3 ・対象動物種:サケ科魚類 (魚類) ・最大含有量(コレカルシフェロール IU/kg 完全配合飼料(水分含量12%)):60 ,000 (3 ,000) ( )内は改正前の対象動物種及び最大含有量 (訳注) 40 IU コレカルシフェロール=0.001mg コレカルシフェロール |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | - |
URL | https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/HTML/?uri=CELEX:32019R0849&from=EN |