食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05150090149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えではないAspergillus niger DP-Azb60株由来の食品用酵素α-アミラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2019年5月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月8日、遺伝子組換えではないAspergillus niger DP-Azb60株由来の食品用酵素α-アミラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素は、生産に使用した菌株を含まない。当該α-アミラーゼは、ベーキング工程に使用することを意図している。最大使用レベルに基づき、食品用酵素の総有機固形物(TOS)への摂食由来のばく露量は、最大で0.503mgTOS/kg体重/日と推定された。 当該食品用酵素を用いた遺伝毒性試験では、遺伝毒性の懸念は示されなかった。全身毒性は、ラットにおける90日間反復経口投与毒性試験により評価した。「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関するパネル」(CEPパネル)は、無毒性量(NOAEL)が最大用量の1 ,000mgTOS/kg体重/日であると特定し、その値を推定摂食由来ばく露量と比べると、ばく露マージン(MOE)は、少なくとも1 ,988で、十分に高いMOEであった。 既知のアレルゲンのアミノ酸配列との類似性を調べ、Aspergillus oryzae 由来のαアミラーゼ(Asp o 21)との合致が見出された。CEPパネルは、意図した使用条件下で、当該食品用酵素の摂食由来のばく露によるアレルギー感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、そのような反応の起こる可能性は低いと見なした。 CEPパネルは、提供されたデータに基づき、当該食品用酵素が意図した使用条件下では安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5680 |