食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05150080149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換え(GM) Bacillus subtilis NBA株由来の食品用酵素α-アミラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2019年5月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月14日、遺伝子組換え(GM) Bacillus subtilis NBA株由来の食品用酵素α-アミラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 当該α-アミラーゼは、ベーキング工程に使用することを意図している。遺伝子組換えに関しては、安全性の懸念を引き起こさず、当該食品用酵素は、生産に使用した菌株も組換えDNAも含まない。 親株は、安全性適格推定(Qualified Presumption of Safety:QPS)微生物として見なされる必要条件を満たし、したがって、安全であると推定される。生産株は、細胞毒性を持たず、導入された遺伝子組換えは安全性の懸念を引き起こさないため、親株の安全性推定は生産株に拡大される。食品用酵素に関する結論は、製造条件の追加の検討と共に、生産株に関連してQPSアプローチに従ってなされた。 ベーキング工程における推奨される最大使用レベル及びEFSAの包括的欧州食品摂取データベースの個々のデータに基づき、食品用酵素の総有機固形物(TOS)への摂食由来のばく露量は、欧州の全集団において最大で0.093mgTOS/kg体重/日と推定された。 「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関するパネル」(CEPパネル)は、意図した使用条件下で、当該食品用酵素の摂食由来のばく露によるアレルギー感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、そのような反応の起こる可能性は低いと見なした。 CEPパネルは、提供されたデータに基づき、当該食品用酵素は意図した使用条件下では安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5681 |