食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05140470104
タイトル 米国疾病管理予防センター (CDC)、米国において最も懸念される8種の人獣共通感染症を公表
資料日付 2019年5月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター (CDC)は5月6日、米国において最も懸念される8種の人獣共通感染症を公表した。概要は以下のとおり。
 CDC、米国内務省(DOI)及び米国農務省(USDA)は、米国におけるワンヘルス(One Health)人獣共通感染症優先順位付けワークショップを共同開催し、その後報告書を作成した。ワークショップでは、米国において最も懸念される8種の人獣共通感染症のリストについて合意し、ワンヘルス・アプローチを用いた次の段階への提言を行った。
 米国で最も懸念されている人獣共通感染症は以下のとおり。
人獣共通感染症のインフルエンザ/サルモネラ症/西ナイルウイルス/ペスト/新興コロナウイルス(例:重症急性呼吸器症候群(SARS)及び中東呼吸器症候群(MERS))/狂犬病/ブルセラ症/ライム病
 当該ワークショップは、この問題について米国の複数の政府機関が初めて共同で作業したものであり、米国固有の協調したワンヘルスへの取り組みに向けた重要なステップである。本報告書は、ワークショップの経過、優先順位付けされた人獣共通感染症のリスト(注)及び参加者による議論と提言についてその概要を述べている。
 当該報告書「米国における多部門のワンヘルス共同事業のための人獣共通感染症の優先順位付け ワークショップ概要」(68ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.cdc.gov/onehealth/domestic-activities/us-ohzdp.html

(注) 同リストにおいて、慢性消耗性疾患(CWD)が10位に挙がっている。 CWDは、ヒト症例は確認されていないが、人獣共通感染症である可能性があり、長く予測不可能な潜伏期間等、プリオン病特有の事情のために、ヒトへの感染が起こり得るかどうかを知るためには長期的な監視が必要である。このため、人獣共通感染症としてのCWDの「疑い」に対し、強力なワンヘルスの目的をもって取り組まれてきている。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/media/releases/2019/s0506-zoonotic-diseases-shared.html