食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05140390470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する2018年疫学報告書を公表
資料日付 2019年5月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は5月3日、人獣共通感染症のインフルエンザに関する2018年疫学報告書を公表した(6ページ)。主な内容は以下のとおり。
1. 欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)において、ヒトの鳥インフルエンザ感染の報告はない。ヒトのA(H7N9)感染は中国から2件報告されたのみで、2017年と比べ著しく減少した。
2. 鳥インフルエンザA(H5N6)及びA(H9N2)の散発的なヒトへの感染症例が中国から報告された。
3. 2018年において、A(H5N1)、A(H5N2)、A(H5N5)、A(H5N6)及びA(H5N8)などの高病原性鳥インフルエンザの集団感染及び検出が、世界各地の家きん、野鳥、捕獲鳥類において引き続き起きている。しかし2017年と比べその規模は小さい。
4. オーストラリア及び米国において豚由来のA(H1N2)v及びA(H3N2)vインフルエンザウイルスのヒトへの感染が発生した。
5. 人獣共通感染症のインフルエンザウイルスは散発的な人獣共通感染の発生及びパンデミックへ発展する可能性のため、依然として欧州においてヒトの健康に関する懸念事項であり続けている。したがって、動物における厳密な監視が必要である。豚、鳥及びヒトのウイルスの間での遺伝子の再集合は注意深く監視されるべきであり、ヒトからヒトへのさらなる感染を防ぐためにはヒトへの伝染例のすべてについて、できる限り早く確認されるべきである。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
http://ecdc.europa.eu/sites/portal/files/documents/zoonotic-influenza-annual-epidemiological-report-2018.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) -
URL https://ecdc.europa.eu/en/publications-data/zoonotic-influenza-annual-epidemiological-report-2018