食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05090450507 |
タイトル | スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)、「スペインにおける食品安全に関連する生物学的ハザードの調査に関する報告書」を公表 |
資料日付 | 2019年2月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)は2月11日、「スペインにおける食品安全に関連する生物学的ハザードの調査に関する報告書」を公表した。概要は以下のとおり。 1. 食品安全において、特定の規制がないハザードが存在し、リスク評価に使うデータを得る調査プログラムの対象となることがある。AECOSAN科学委員会は生物学的ハザードについて検討及び同定し、これらの食品又は状態のうち消費者により大きなリスクを及ぼす可能性のあるものを先験的に示している。本報告書で扱うハザードのリストは、新たに起こり得る生物学的ハザードを考慮していないことから、包括的なものではない。様々な食品中のそれらのハザードに関するデータを得る調査の出発点として役立つものである。 2. 本案にはウイルス、細菌及び寄生虫が含まれる。 ・食品媒介性ウイルス:二枚貝及び生鮮野菜中のノロウイルス、A型肝炎ウイルス及びE型肝炎ウイルス、豚肉由来製品中のE型肝炎ウイルス ・細菌:豚肉中のエルシニア・エンテロコリチカ(Yersinia enterocolitica)、魚介製品及び二枚貝中の腸炎ビブリオ(Vibrio parahaemolyticus)及びビブリオ・バルニフィカス(V. vulnificus)、生鮮野菜中の大腸菌(非志賀毒素産生性大腸菌(non-STEC))、及び生鮮肉中のクロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile) ・寄生虫:生鮮肉及び生鮮野菜中の原虫(トキソプラズマ及びクリプトスポリジウム) 3. 本報告書には食品検体からそれらを検出するために利用可能な方法論、及びこれらのハザードに関する知見の欠落を特定し述べており、その知見を向上させる調査活動を促すための出発点となる。また、フードチェーンを介したこれらの微生物の伝達を制御するためにとることのできる方法について情報を収載する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スペイン |
情報源(公的機関) | スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.aecosan.msssi.gob.es/AECOSAN/docs/documentos/seguridad_alimentaria/evaluacion_riesgos/informes_comite/PROSPECTIVOS_BIOLOGICOS.pdf |