食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05030660305 |
タイトル | 欧州連合(EU)、全動物種用の飼料添加物としてクミンチンキ(Cumin tincture)の認可を官報で公表 |
資料日付 | 2018年10月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州連合(EU)は10月18日、全動物種用の飼料添加物としてクミン(Cuminum cyminum L.)チンキ(cumin tincture)を認可する欧州委員会施行規則(EU) 2018/1559を官報で公表した。 1. クミンチンキを全動物種用の飼料添加物として認可、及び飼料添加物区分の「官能的添加物(sensory additives)」として分類するよう要請する申請書が提出された。 2. 欧州食品安全機関(EFSA)はその意見書で、提案されているクミンチンキの使用条件は動物衛生、ヒトの健康及び環境に有害作用を及ぼさないと結論付けた。EFSAはクミンの種子は食品の風味付けとして広く認められており、飼料における機能は本質的に同様であるため更なる有効性の証明は必要ないと結論付けた。したがって、その結論は飼料に対して外挿可能である。EFSAは更に、この添加物の使用者への安全性に対して、皮膚及び眼への刺激性の可能性が除外できないことに注目した。また、クミンチンキは敏感なヒトにアレルギー反応を引き起こすことが知られている多種の化合物を含有している。したがって、感作が生じる可能性があるため、適切な予防措置が取られるべきである。 3. クミンチンキの評価は欧州議会及び理事会規則(EC) No 1831/2003の第5条に規定されている認可の条件を満たしていることを示している。したがって、使用を認可すべきである。 4. フードチェーンに沿った公的管理のため、クミンチンキの推奨最大含有量をラベル表示に示すべきである。 5. 以上の経過及び観点から、欧州委員会施行規則(EU) 2018/1559を採択する。 第1条 この付属書に規定された物質は、添加物区分の中の「官能的添加物」に、機能グループの中の「香味物質」に属するものであり、本付属書の規定に従うことを条件にして動物における飼料添加物として認可する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/HTML/?uri=CELEX:32018R1559&qid=1539927985339&from=EN |