食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04980850149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、「食品及び飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された生物学的作用物質でEFSAに通知されたリストの更新8:2018年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」に係る科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2018年7月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月17日、「食品及び飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された生物学的作用物質でEFSAに通知されたリストの更新8:2018年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」に係る科学的意見書を公表した(42ページ、2018年6月7日採択)。 1.安全性適格推定(Qualified presumption of safety:QPS)評価法は、EFSAの科学委員会が行う生物学的作用物質の安全性リスク評価を支援するための統一された一般的な事前評価を提供する目的で開発されたものである。有効な分類単位の特性、知識体系、懸念される安全性及び薬剤耐性について評価がなされた。分類単位に関して特定された安全性の懸念は、数において可能性があり合理性があれば、EFSA科学委員会が系統レベルで評価を行うとされる「資格」に影響する。 2.今回の評価において、以前に推薦されたQPS分類単位及びその適格性を変更するような新たな情報は発見されなかった。(BIOHAZ)パネルは、「生産目的のみ(for production purpose only)」の条件は最終製品に生産微生物の生細胞が含まれないことを意味すること、及びこれが微生物バイオマスに基づく食品及び飼料製品にも適用される可能性があることを明確にした。 3.2017年9月から2018年3月の間に、QPS通知リストは、市場承認のための46微生物について更新された。このうち28の生物学的作用物質は既にQPSステータスを取得しており、15物質は従前のQPS委託事項からのQPSの行使から除外されていた(糸状菌10件及びバクテリオファージ1件)か、現在の委託事項内での更なる評価から除外されており(Streptomyces属 2件及びEscherichia coli 1件)、また、1件(Psuedomonas属)は植物保護製品(PPP)のリスク評価のための確認データが要求されたことから除外された。 4.3つの分類単位は(再)評価された:Paracoccus carotinifaciens及びPaenibacillus lentusはそれぞれ、2008年及び2014年に一度評価されており、現行の委託事項の下で再評価がなされた。Yarrowia lipolyticaは今回初めて評価された。 P. carotinifaciens及びP. lentusは、科学的知見の欠如のためQPSステータスを付与するべきではない。Y. lipolyticaはQPSステータスに推薦されたが、生産目的のためのみである。 当該意見書は以下のURLから入手可能。 https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.2903/j.efsa.2018.5315 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5315 |