食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04980800484 |
タイトル | ニュージーランド第一次産業省(MPI)、カンタベリー(Canterbury)州のアカロア(Akaroa)湾全域で採捕された貝類を収集したり、消費したりしないよう注意喚起する公衆衛生上の警告を公表 |
資料日付 | 2018年7月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ニュージーランド第一次産業省(MPI)は、7月4日、カンタベリー(Canterbury)州のアカロア(Akaroa)湾全域で採捕された貝類を収集したり、摂食したりしないよう注意喚起する公衆衛生上の警告を公表した。 アカロア湾から採捕された貝類サンプルの定期的検査で、MPIによって設定された安全上限値0.16mg/kgを超えるレベルの下痢性貝毒(diarrhetic shellfish toxins)が検出された。この地域から採捕された貝類を食べた人には誰にでも発病する危険性がある。検査は続行され、状況が変化した場合に公表される。 ムール貝(mussels)、カキ(oysters)、トゥアトゥア(tuatua)、ピピ(pipi)、トヘロア(toheroa)、ザルガイ(cockles)、ホタテガイ(scallops)、キャッツアイ(catseyes)、ウニ(sea urchin)、及びその他の全ての二枚貝は摂食してはいけない。 貝を調理しても毒素は除去されないことに注意すべきである。腸内に毒素が蓄積するため、調理前に腸が完全に除去されていれば、パウア(paua)(3種類のアワビを指す)、カニ(crab)及びザリガニ(crayfish)は摂食できるかも知れない。腸が除去されていなければ、その内容物は調理プロセス中に肉を汚染する可能性があるため危険である。 症状は通常、摂取後30分以内に現れ、約24時間続く。症状としては、下痢、嘔吐、 吐き気、痙攣性腹痛などがある。公衆衛生上の警告が発せられた地域から採捕された貝類を摂食した後に、症状が現れた場合は、ヘルスラインに通報してアドバイスを受けたり、直ちに医師の診察を受けること、また、最寄りの公衆衛生部に連絡し、検査が可能な場合には、残った貝類を保管しておくことを勧める。 商業的に採捕された貝類は、商店やスーパーマーケットで販売されるか、輸出されるが、摂食しても安全であることを保証するために、MPIによる厳格な水質及び鮮度監視プログラムの対象となっている。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | ニュージーランド |
情報源(公的機関) | ニュージーランド第一次産業省(MPI) |
情報源(報道) | ニュージーランド第一次産業省(MPI) |
URL | http://www.mpi.govt.nz/news-and-resources/media-releases/do-not-eat-or-collect-shellfish-from-akaroa-harbour/ |