食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04980580104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、ベネズエラから輸入された生カニ肉に関連した腸炎ビブリオ集団感染症に関する情報を公表
資料日付 2018年7月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は7月13日、ベネズエラから輸入された生カニ肉に関連した腸炎ビブリオ集団感染症に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
1. CDC、州及び地方の公衆衛生当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、ベネズエラから輸入された生カニ肉の喫食に関連した複数州における腸炎ビブリオ(Vibrio parahaemolyticus)集団感染症に関して調査を行っている。
2.7月12日現在、生カニ肉を喫食し腸炎ビブリオに感染した12人が3州(メリーランド州、ルイジアナ州、ペンシルベニア州)及びコロンビア特別区から報告されている。全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、本集団感染の患者から得られた分離株が、遺伝的に近縁であることが示された。これは、本集団感染の患者の感染源は共通である可能性が高いということを意味している。
3.本集団感染症に関連した患者は他に、カニ肉を喫食したと報告し、ビブリオ属菌に感染していることを示す診断検査を受けたが、腸炎ビブリオかどうか不明である人がいる。
4.患者は4月1日から7月3日の間に発症している。患者は26~69歳、年齢中央値は54歳、67%が女性である。4人(33%)が入院し、死亡の報告はない。
5.疫学証拠は、ベネズエラから輸入された生或いは加熱調理済みと表示されたカニ肉が、本集団感染源の1つである可能性が高いことを示している。感染源についての調査は進行中である。
6.本調査は進行中である。CDCは更なる情報が入手され次第、最新情報を公表する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/vibrio/investigations/vibriop-07-18/index.html