食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04980100149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、16週齢未満の乳児を含む全ての集団向けの食品添加物として使用されるレシチン類に関する技術的及び毒性学的データ募集を開始 |
資料日付 | 2018年7月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月18日、16週齢未満の乳児を含む全ての集団向けの食品添加物として使用されるレシチン類(lecithins)(E322)に関する技術的及び毒性学的データ募集(期限は2018年12月31日まで) を公表した。募集の背景及び目的は以下のとおり。 欧州連合(EU)で2009年1月20日以前に使用が認められた食品添加物は、EFSAによる再評価を受けなければならない。 EFSAは12週齢未満の乳児向けを除き、欧州議会及び理事会規則(EC) No1333/2008付属書II及びIIIに規定された食品分類の食品添加物として使用されるE322の安全性に関する科学的意見書を公表した。12週齢未満の乳児を除外した理由は、食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル(ANSパネル)が食品添加物の再評価において今日まで行ってきたリスク評価手法は、この年齢集団に適用されないためである。このためANSパネルはその意見書の中で、この年齢集団向け使用の再評価は今回とは別にして行うと明記した。 EFSAの科学委員会(SC)が2017年5月31日、16週齢未満の乳児向け食品に含まれている物質のリスク評価に係るガイダンスを公表したため、ANSパネルは、その年齢未満の集団に対するE322及びその他の食品添加物の安全な使用の評価を行うことが可能になった。 最新のEFSAの科学委員会(SC)により採択されたガイダンスにしたがって実施されるリスク評価は、16週齢未満の乳児向け食品におけるE322の使用の安全性を取り扱う。 更にANSパネルは、E322に関する意見書の結論お呼び助言で、リスク評価におけるすべての集団に関連するデータギャップ(データの不足)を特定した。そのため、このデータ募集には、E322の全ての用法に対する特定のデータ要求が含まれている。 EFSAはE322のリスク評価のために提出される情報の妥当性を検討する。要請されている情報提供は、ANSパネルの最終意見を妨げることはない。 要請された情報が期限内にEFSAに提出されない場合は、その食品添加物はEUのリストから削除される可能性がある。 このデータ募集の目的は、関係者(interested parties; IPs)に対して、16週齢未満の乳児向けの食品に使用されるE322の再評価に関連する書面情報(公表情報、未公表情報、あるいは新規情報)を提出するための機会、並びにE322に係るEFSAの公表済の意見書で全ての集団に特定されたデータギャップに対応する機会を提供することである。 このデータ募集に関する詳細は、以下のURLから入手可能。 https://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/180718-0 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/180718-0 |