食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04920590378 |
タイトル | 欧州委員会(EC)、フードチェーンにおける欧州連合(EU)のリスク評価の透明性を高めるために一般食品法規則の見直しを提案 |
資料日付 | 2018年4月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州委員会(EC)は4月11日、一般食品法規則の見直しの提案を公表した。概要は以下のとおり。 ECは、8分野(遺伝子組換え体(GMO)、飼料添加物、燻煙香料(smoke flavouring)、食品接触材料、食品添加物、食品酵素及び香料、植物保護製品、新食品)における規制の改正による、一般食品法規則の見直しを提案する。 1. 本案の要素 ・リスク評価プロセスにおいて産業界から提出された全ての安全関連情報に、市民が自動的かつ即時にアクセス出来るようにし、更なる透明性を確保する。 ・認可を申請している企業が全ての関連情報を提出することを確保し、好ましくない研究を隠匿しないよう、委託された研究について欧州共通のレジスターを創設する。 ・ECの要請に応じて欧州連合(EU)の予算から、欧州食品安全機関(EFSA)が追加研究を要求出来るようにする。 ・製品の認可申請のために産業界が提出した研究について、利害関係者と一般市民の協議を必要とする。 ・EFSAのガバナンス体制及び科学パネルへの加盟国の関与を高める。 ・一般市民の意識啓発及び理解を促進し、EFSAが公表した科学的意見やリスクマネージメントの決定の根拠についてより良い説明を行うことにより一般消費者の信頼を高め、市民へのリスクコミュニケーションを強化する。 2. 背景 2002年に一般食品法規則が採択されて以来、政治的、経済的、社会的な状況が変化し、フードチェーンに関連する消費者の認識及び期待に影響を与えている。 市民はEFSAの業務に関して、産業界が提出した研究に基づくリスク評価(特に産業界の認可申請(農薬、GMO等))に疑問を呈し始めた。 欧州市民イニシアチブ(ECI)を受け、ECはEFSAが行う規制対象製品及び物質に関するEUのリスク評価の基礎となる科学的研究の透明性及び独立性、EFSAのガバナンス等を網羅する立法案の提出に取り組んだ。 Q&Aは、以下のURLから入手可能。 http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-18-2942_en.htm インフォグラフィックは、以下のURLから入手可能。 https://ec.europa.eu/food/sites/food/files/gfl_transparency_comm_proposal_20180410_factsheet_en.pdf プレスリリースは、以下のURLから入手可能。 http://europa.eu/rapid/press-release_IP-18-2941_en.htm ECI「ストップ、グリホサート」は、以下のURLから入手可能。 http://ec.europa.eu/citizens-initiative/public/initiatives/successful/details/2017/000002 本提案(pdfファイル、68ページ)は、以下のURLから入手可能。 https://ec.europa.eu/food/sites/food/files/gfl_transparency_comm_proposal_20180410_en.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州委員会(EC) |
情報源(報道) | 欧州委員会(EC) |
URL | https://ec.europa.eu/food/safety/general_food_law/transparency-and-sustainability-eu-risk-assessment-food-chain_en |