食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04720330184
タイトル ノルウェー食品安全庁(NFSA)、2016年の年次報告書を公表
資料日付 2017年3月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ノルウェー食品安全庁(NFSA)は3月15日、2016年の年次報告書を公表した(ノルウェー語、100ページ)。概要は以下のとおり。
 NFSAは当該報告書の中で慢性消耗性疾患(CWD)に言及している。
 2016年4月に、欧州初のCWDがノルウェーのトナカイで確認されたのは驚きであった。CWDはそれまで欧州で確認されたことがなく、また、トナカイでも確認されたことがなかった。NFSAは直ちにマッピングを行い、CWD抑制のための、また、根絶を視野に入れた対策を策定した。
 CWDは感染性を有し、致命的な疾病である。NFSAは、CWDの国内外への拡散阻止のための保護措置を策定した。NFSAによる当該取組みは、欧州委員会(EC)の知るところとなった。
 ノルウェー食品安全科学委員会(VKM)は、知見を得るために、環境当局、狩猟団体及び地権者団体の協力の下、広範な活動を行った。
 マッピングでは、10
,000頭以上のシカの脳検体が収集された。現時点で、CWDはNordfjella地域の同じ場所に由来するトナカイ3頭で確認されているのみである。このことは、CWDの拡散状況の把握及び根絶に望みがあると考える根拠となっている。Selbuのヘラジカ2頭で確認されているCWDに関しては、他の種類のプリオンなのかは不明である。しかし、更なる患獣が確認される可能性はないと考えられる。
地域 欧州
国・地方 ノルウェー
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) ノルウェー食品安全庁(NFSA)
URL https://www.mattilsynet.no/om_mattilsynet/mattilsynets_aarsrapport_for_2016.25891/binary/Mattilsynets%20%C3%A5rsrapport%20for%202016