食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04690270477
タイトル カナダ公衆衛生庁(PHAC)、小麦粉が原因とみられる腸管出血性大腸菌O121による集団感染に関する調査の最新情報を公表
資料日付 2017年4月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ公衆衛生庁(PHAC)は4月7日、小麦粉が原因とみられる腸管出血性大腸菌O121による集団感染に関する調査の最新情報を公表した。概要は以下のとおり。
 PHACは、連邦政府及び州の保健当局と協働で、腸管出血性大腸菌O121による集団感染に関して調査を行っている。当該集団感染はRobin Hood All Purpose Flour
, Originalと関連性があることが判明した。当該製品は全国的に流通しており、カナダ食品検査庁(CFIA)によるリコールが公表されている。当該集団感染に関する調査は継続中であり、関連性のある更なる製品が特定される可能性がある。
 4月5日時点で、遺伝子フィンガープリントが一致した患者が新たに1人報告されており、合計患者数は26人である。カナダへの渡航者1人を含む26人の患者に関して調査が行われている。カナダ人患者の州別内訳は、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州12人、サスカチュワン州4人、アルバータ州4人及びニューファンドランド・ラブラドール州5人である(いずれも前回3月28日時点と比べ変わらず)。
 患者は、2016年11月~2017年2月下旬に発病した。6人が入院し(同変わらず)、いずれも回復又は回復途上にある。死亡者は報告されていない。患者の大半(54%)が男性で、平均年齢は24歳であった。
 食品安全検査では、当該ブランドの小麦粉検体(複数)は腸管出血性大腸菌O121検査で確かに陽性であった。複数の患者は、同ブランドの小麦粉に接触していた。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
情報源(報道) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
URL http://www.phac-aspc.gc.ca/phn-asp/2017/outbreak-ecoli-eng.php