食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04670190104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、生乳(未殺菌乳)に関する特集を公表 |
資料日付 | 2017年2月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は2月22日、生乳(未殺菌乳)に関する特集を公表した。概要は以下のとおり。 生乳は、病気や死亡の原因となる可能性のある(can)細菌、ウイルス及び寄生虫等の有害な微生物を含んでいる可能性がある(can)。生乳に健康効果があると信じて摂取することを考えているのであれば、他の選択肢を検討してください。 Q. 生乳は私や家族に有害か? A. 生乳には、カンピロバクター、クリプトスポリジウム、大腸菌、リステリア及びサルモネラ属菌を含む有害な微生物を保有している可能性がある(can)。 Q. 乳及び乳製品による発症を低減するにはどうすればよいか? A. 1.殺菌の乳及び乳製品を選択する。 2.乳及び乳製品を40?(4.44℃)以下で冷蔵し、期限切れの乳又は乳製品を処分する。 3.ソフトチーズを摂取する時は、殺菌された乳から製造したことを確認する。ソフトチーズには、ケソフレスコ、ケソブランコ、パネラ、ブリ、カマンベール、青かびチーズ及びフェタ等がある。 Q. 生又は自然食品は加工食品より良いのではないか? A. 病原菌を殺菌するためにちょうど十分な時間加熱をして殺菌することで乳は安全になる。大部分の栄養素は、殺菌後でも残っている。 Q. 生乳は有益な細菌が豊富に含まれているのではないか? A. 生乳は細菌を含み、その一部は有害である。ヨーグルト及びケフィア等の殺菌した発酵食品に摂取しても安全な細菌が含まれている。 Q. ウシ、ヤギ又はヒツジが健康、清潔及び牧草で育てられている、又は搾乳時に乳製品製造所が特に注意深く清潔であっても、生乳及び生乳製品から発症するか? A. 搾乳時の良い衛生状態は、乳汚染のリスクを低減できるが除去することはできない。採取時にごく少量の細菌が、ヒトが摂取する時には乳の中で増殖する可能性がある(can)。「認定(certified)」「オーガニック」又は「ローカル」乳製品製造所の生乳だからと言って安全の保障は無い。 Q. 酪農家が生乳の細菌検査をしても安全ではないのか? A. ある日安全であった乳は、必ずしも翌日安全ではない。低レベルの汚染は必ずしも検査で検出されるとは限らない。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | https://www.cdc.gov/features/RawMilk/index.html |