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資料管理ID syu04660460328
タイトル 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、遺伝子組換え体(GMO)を研究目的で放出することへの合意申請を検討中
資料日付 2017年2月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は2月3日、遺伝子組換え体(GMO)を研究目的で放出することへの合意申請を検討中である旨を公表した。概要は以下のとおり。
 英国セインズベリー研究所はDEFRAに対し、GMバレイショを研究開発目的で意図的に放出することへの合意申請を行った。当該申請の対象となる放出により生じる環境への影響に関して意見募集を行う。締切りは2017年3月23日である。
・当該意図的放出の対象となるのは、ジャガイモ疫病菌(Phytophthora infestans)抵抗性、ジャガイモシストセンチュウ(PCN)抵抗性、塊茎の品質改善という様々な特性を改善するように遺伝子改変を受けたバレイショである。これらの特性を種々に組合せて導入されている。
 このGMOは、アグロバクテリウム法による形質転換を用いて生み出された。
・放出が提案されている場所は、John Innes Centre(JIC、訳注:植物・微生物学の研究及び研修を行う独立した機関)の耕地区画である(1
,000平方メートル以内)。GMOが栽培される区画は、各年約100平方メートルを予定している。バレイショの栽培慣行に従い、各試験栽培年ごとに、ほ場内の区画のローテーションが実施される。各年のほ場試験栽培において放出される形質転換作物の数は250を超えないと推定される。
・当該意図的放出が合意された場合、本年のほ場試験栽培は2017年5月下旬に始まり、同年11月30日まで継続される。その後更に3年間(2018~2020年)続行され、その間は、毎年5月1日~11月30日に行われる。収穫は、各ほ場試験栽培年の9月又は10月に予定されている。
 合意申請書Part A1(55ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/589388/gm-consents-sainsbury-17r2901-parta.pdf
 合意申請書Part A2~A6(25ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/589389/gm-consents-sainsbury-17r2901-parta2-6.pdf
 付属書(10ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/589392/gm-consents-sainsbury-17r2901-part-annex.pdf
 合意申請書Part B(7ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/589393/gm-consents-sainsbury-17r2901-partb.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
情報源(報道) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
URL https://www.gov.uk/government/publications/genetically-modified-organisms-sainsbury-laboratory-17r2901