食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04610860149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種及びカテゴリーに使用する飲水中の香料としての干しブドウ抽出物の安全性と有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2016年12月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月2日、全動物種及びカテゴリーに使用する飲水中の香料としての干しブドウ抽出物の安全性と有効性に関する科学的意見書(2016年10月20日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 意見書全文は後日公表される。
 当該添加物は、ヨーロッパブドウ(ヴィニフェラ種:Vitis vinifera subsp. vinifera)の種子及び皮に由来する2種類の抽出物の混合物である。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、このブドウ抽出物を飼料に添加する場合の安全性及び有効性に関する意見書を以前に公表している。その中で、同パネルは、当該添加物は提案されている用量(100mg/kg完全配合飼料)でイヌを除く全動物種に対して安全であると結論付けている。また、消費者の安全性及び環境への懸念は無いとも結論付けている。使用者に対する安全性については結論付けられなかった。
 消費者、使用者及び環境に対する安全性は当該添加物の投与方法と無関係であることから、以前の意見書で得られた結論は、飲水への使用にも適用される。
 提案されている最大用量である100mg/Lが適用された場合、多くの対象動物種で、飼料中の設定された安全な濃度を超える可能性がある。以前の評価で示された安全マージンを考慮すれば、飲水中の最大濃度50mg/Lはイヌを除く全動物種に対して安全であると考えられる。
 当該添加物の主要成分、プロアントシアニジンに富む種子抽出物は食品の風味付けをすると認識されており、動物に使用する飲水中の機能は本質的に同一であることから、有効性に関する実証は不要であると考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2016.4627/full